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複雑です。

 昨日のアサヒ飲料の練習が終わってそのまま四国に向かい途中のサービスエリアで車中泊をして祖父の家にたどり着いたのが昼前。FBDの噂を聞きつけ「脳麻痺でほぼ寝たきりになってる祖母に使えないか?」との事で何が出来るのか分からないがとりあえず行くわということで行ってきた。

 開口一番「老人の麻痺患者に使ってもらったことはないからどうなるかわからない」と祖父に伝えた所「そうじゃな、ばぁちゃんも85じゃけん万が一があったら大変じゃけんやめとこうか・・・」とあっさりFBD使用を止めることに・・。

 近くの特定養護老人ホームにいる祖母を訪ねたが全くと言っていいほど意識がない。瞬きや口周りの筋肉は動かしているが手を握っても何の反応もない。本人の反応がないのに実験的にFBDを使うことなど出来るわけがない。それでも祖父は「これじゃ無理じゃのぉ」と念押しをしてくる。

祖父を家まで送る途中祖父が「せっかく来てもらったけど万が一があって孫の仕事に悪い評判がたつと困るけんのぉ」と。

自分自身万が一の場合が起こったとして考えていたのは少しでも祖母に長生きして欲しいと思う祖父に迷惑が掛かることしか考えていなかった。FBDの信用に傷がつく事などこれっぽっちも考えていなかった。第一微振動が体に悪影響を及ぼす事など考えにくい。

祖父は麻痺が進行する祖母の為に何でもいいから試してみたいと言う気持ちでいたのだろうか?本当に祖母に万が一の事があったら取り返しがつかないからと言う理由でFBDを使わなかったのだろうか?
それとも孫のFBDの信用を考えての行動だったのだろうか?
あるいは両方なのか?
結局真意は聞かずにトンボ帰りで大阪に帰ってきた。
複雑です。

今からホームフィールドでトレーニングです。
モヤモヤはトレーニングで解消です。



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コメント (3)

tatsu:

初めまして。私はフィットネスインストラクターをしている者です。高橋睦美選手のブログから飛んできました。
70代の時に骨粗鬆症で足首を骨折した80歳の母親がいるのですが、自重トレなどは行っているものの、痛みがまだあり辛い様子です。フィードバックディスクは始めEMSのようなものかと思っておりましたが、どうやら違う様子です。インナーマッスルに刺激を与えるという解釈でよろしいでしょうか。また実際に高齢者へのいわゆる「痛み緩和」にも実証例があるのかどうか教えて頂きたいと思い今回コメントさせて頂きました。よろしくお願い致します。

マーサ:

EMSとの違いはよく聞かれますが、FBDはそもそもつけてる感覚はゼロに等しいです。
ディスクの突起部の微振動は指先で触るとなんとか感じれる程度です。
刺激が伝わるのはインナーマッスルに限定はしておりません。
フィットネスインストラクターをされているならおわかりあかと思いますが指導するときに意識させたい筋肉に貼るだけでそこを使えるようになります。いくつか自分の使い方の例を挙げます。
スクワットの時左足だけ外に開きやすくなるので左足の内足こう筋に貼ってやると意識せずに足が真っすぐになります。
背中のトレーニングをする時にどうしても左の起立筋に意識が行きにくいのでディスクを貼ってやると無意識に使えるようになります。
他にもいろいろありますがインストラクターなら使い道が山ほどあるはずです・・。それこそこちらも把握してないような使い方が出てくるはずです。
お母様の足首に関しては「どのように体重がかかっているからどこが痛い」というのが分かれば貼る場所も分かるのですが・・。
痛みそのものが取れるというより痛みを感じないような体のアライメントを瞬間的に作ってやるわけです。

tatsu:

早速のレスポンスをありがとうございました。
実際に試してみないと何とも言えませんが、「コンセントレーションさせやすくなる」状態をつくるのでしょうね。大変興味がありますので、機会があれば自分も含め使ってみたいと思います。ありがとうございました。

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2007年07月05日 17:48に投稿されたエントリーのページです。

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